ネット情報は気を付けましょう!間違った情報が満載です!高温高圧洗浄が良い????

良くある間違えです=窯業サイディング塗替え前の「高圧洗浄」・「高温・高圧洗浄」本当に根拠が有り、品質アップとなるのか!

 

 

よくある質問です。
窯業サイディングの塗装工事前に、高圧洗浄は大丈夫ですか?
高温 高圧洗浄は良いですか?

==気を付けよう ネットで「おしえて!住まいの先生」など~いい加減の回答がありますので、
この道45年のDr、サイディングの 窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所へ
お尋ねください!
正しいお答えをお伝えします。

<よくある質問>
工事方法は吹き付け塗装でした。薄いグレーに、所々に濃いグレーの粒粒が入ってる様な模様です。
それから大分たちまして、屋根(カラーベスト)も傷んできましたので、そろそろ塗装しようと思ってます。
ネットでみたところ、パナホームの工事がずさん・・・欠陥住宅・・
などの意見が多く寄せられてたので、他所に頼もうと決心しました。
どうせ足場をかけるなら、外壁も塗装したいと思ってますが、
塗装屋さん曰く、外壁を塗装するのは困難と言われました。たぶん前回のパナホームに頼んだ塗装の時
に塗ったクリアーが、何を塗ってあるかわからない。との事でした。
まだ日影面は艶もありますが、場所によってはコケが生えたりしてます。
前回頼んだ時の資料がないので、どんな塗料を使ったかわかりませんが、ペンキ屋さんが仰るには、無機質・・シリコン・・・などではないか?ハウスメーカーは何を使ってるかわからない・・らしいです。自分で塗装する事も考えましたが、さすがに無理だと思いあきらめました。
このままだと、またパナホームと長いお付き合いになりそうですので・・
塗装方法や、合う塗料などありましたら教えて頂けるとありがたいです。

<ネットの回答>
美装業が本職ですが塗装もしています。
シリーズを検索しましたがサイディングですよね?
旧塗膜に関しては、次の施工手順にすることで気にする必要はないと思います。

下処理の段階で外壁強度によりますが、150キロまたは200キロ圧の高圧洗浄機+温水ボイラー連結の高温高圧洗浄を行います。
約100度の高温高圧で洗いますので旧塗膜と新材料の癒着は殆ど発生しません。
(弊社は元々、ビルメンテナンスやマンションの大規模改修工事に伴う美装に使いますが、質問者様の依頼先の塗装屋が、これくらいの洗浄機を持ってるかは難しいでしょう)

パナから1度、身近な同業者の紹介で仕事の依頼がありましたが、あまりにも急で翌々日着工だったかな?スケジュールに余裕がなく断わった事があり、
それっきりですが同規模大手のSハウスは美装、塗装ともにたまに来ますが、あれくらいの会社になると、お客さんからの受注額約220万でも足場、美装、塗装などの業者に支払われる実際の工事代金は計100万程度なので、直で塗装屋に出したほうが安く上がりますよ。
(他の訪販系、テレアポ系リフォーム会社に比べると合計価格は高いですが、その分コストは若干掛けますが)

参考までに上記の高温高圧洗浄のコスト目安ですが、弊社の場合、足場がある前提で一般的な住宅で60000円〜75000円程度です。
(基本的に下請けでもお客さん直でも変わりません。)

塗装屋でこのスペックを持つ業者は少ないですが、約数十〜百万前後の塗装工事の下処理ですから、しっかり洗ってやったほうが良いでしょう。

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さてここで、回答の内容につきまして検証を行います。

1、旧塗膜に関しては、次の施工手順にすることで気にする必要はないと思います。

【旧塗膜の種類により、新たな塗料の密着性の良し悪しが決まります】
旧塗膜=工場塗装 塗替えした塗料の難付着などの確認が必要となります。
付着確認テスト=ラッカーシンナーの溶けるか?溶けないか?
光触媒の塗膜の時=塗装できるクリヤー塗料は有りません。
従って、旧塗膜の新規塗料の密着確認が必要です。

2、150キロまたは200キロ圧の高圧洗浄機+温水ボイラー連結の高温高圧洗浄を行います。
約100度の高温高圧で洗いますので旧塗膜と新材料の癒着は殆ど発生しません。

【これは禁止事項です】
やってみて下さい!窯業サイディングの表面がボロボロになります。
窯業サイディングトップメーカーニチハ では、洗浄時の圧力は50kG(5Mpa)以下の低圧、
スチーム洗浄(高温)は禁止となっています。
 https://www.nichiha.co.jp/info/maintenance/yogyo/
120Kgで洗浄してクレームとなった事例が数件あります。(写真添付)
高温高圧洗浄が可能なのは、硬く高強度の鉄筋コンクリート限定となります。

3、あれくらいの会社になると、お客さんからの受注額約220万でも足場、美装、塗装などの業者に支払われる実際の工事代金は計100万程度なので、直で塗装屋に出したほうが安く上がりますよ。

【工事金額は=事前の診断結果の劣化部位・工事内容=使う塗料・シーリング材・工事品質】
ですので、金額の高い安いとその中身=診断書 見積書 保証 メーカーの出荷証明書 リフォーム瑕疵保険
など総合比較が必要になります。
特に窯業サイディング外壁では、壁への取り付け工事が=直張り工法 外壁通気構法 通気のように見えても
空気の出口のない=空気層工法の見分けが最重要です。

少なくとも、住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録第14号 (一社)木造住宅塗装リフォーム協会
の会員さん、窯業サイディングメンテナンス診断士が在籍の会社からお選びください。

□25年間で、1,000件以上の相談と200件以上のクレーム体験よりのアドバイスです。

窯業サイディングの塗替え後の不具合=クレーム=発生の根本的な原因です。
1=診断に漏れが有る
(1)窯業サイディングの診断の最重要な事=外壁通気構法 空気層工法 直張り工法の判定です。
(2)新築時の窯業サイディングの工事方法に問題が有るのか=判定出来る事。
・シーリング目地の設計寸法幅=10mm 深さ=5mm以上
・開口部回り・入隅のシーリング目地幅=10mm
・釘打ちの位置=端部より20~30mm離れている
・土台水切りと窯業サイディングの下端部のすき間=10mm~15mm
・窓回りなど窯業サイディングの切り欠き=100mm以上ある事
2=塗料について
明度と日射反射率の基準を理解していること=塗膜の膨れの原因です
3=塗装工事について
間違い=塗装回数は重要でない 重要なのは、所要量=1㎡あたりの塗料の塗布量(所要量)です
中塗りの色を変える=間違い 性能が出なくなる危険 塗料メーカーは推奨していない
4=塗料と塗装工事と診断のバランスが最重要。
5=特に窯業サイディングの塗装では、診断が最重要です。
安全な工事会社のポイント
(1)(一社)木塗協の会員~住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録の会員
(2)窯業サイディングメンテナンス診断士の資格者がいる事
(3)戸建住宅劣化診断士の資格者がいる事
(4)リフォーム瑕疵保険に加入する事
人当たり、親切な言葉などに騙されてはいけません!!!
技術力の裏付けと第3社のお墨付き=担保~国土交通省 瑕疵保険 (一社)木塗協
Dr、サイディング(サイディング博士)こと古畑です!

事前に専門家へ相談する事です。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所のホームページにて
300件を超える相談事例が掲載です。

=窯業サイディングの塗装で失敗しない為に=

<最近ご相談事例より>
□不具合
窯業サイディングへ塗装後2かケ月で「塗膜に膨れ=泡~が発生」
アドバイス後、11月6日(日)メールにてのお礼です。
大変お世話になっております。
素人の疑問にお付き合いいただき感謝しております。
厚塗りは気泡の原因にならない等、一つ一つ明らかになり問題解決に近づいてきました。
濃い色は膨れがでやすい等の説明は全くありませんでした。
契約から施工途中までは丁寧で良い業者だと思っていましたが、
上塗り1回しか塗っていない、契約違反が今日分かりました。
LINEのやり取りを読み直し分かりました。
気泡の件だけでなく、契約違反で交渉することになります。
本当に助かりました。
ありがとうございました。

A様(奥様)

 

https://www.mokutokyo.jp/data/1_zoom_sousa_manyual.pdf
【動画 YouTube URL】
はがし検査
https://youtu.be/obv86db3us0

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