認定診断士以外の方=窯業サイディング塗装&リフォームはクレームリスクが高い

 

 

 

 

最近増えています!
専門診断士=窯業サイディング塗替診断士 窯業サイディングメンテナンス診断士 戸建住宅劣化診断士
の資格にない方が、窯業サイディングを塗装した場合、2005年以前の建設した新築住宅での塗装後の
不具合発生は3割以上あります!

しかも最近の傾向ですが、施工店が不具合発生後に「責任は自分でない、元々建設した業者の不良工事」
に有るので、補修工事したい時は有料になるよ!

高いお金をかけ、せっかくきれいに塗装工事を行ったのに「ハクリ」「フクレ」「反り」「ずれ」などの不具合=クレーム
発生ではたまりませんせんね。

ポイントは、事前に塗装後のリスクチェックに有ります。
本 窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所へご相談です。
見積依頼は、地区相談所又は住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録の
(一社)木造住宅塗装リフォーム協会の会員です。
資格は、窯業サイディングメンテナンス診断士 窯業サイディング塗替診断士 戸建住宅劣化診断士
の資格者です。

では、診断士資格がない塗装工事の不幸な結果です。

□事例=1
17年目の木造住宅です。サイディングに関しての相談があります。10年点検では特に対応を求められていませんでした。平成29年3月に、個人経営の塗装屋さんと契約し、クリア塗装やコーキング打ち直し等、全面的に行ってもらいました。問題が生じたサイディングは「ニチハ EY73159 フォンセワイン」使用塗料は「日本ペイント UVプロテクト4F クリヤー」です。フッ素系塗料ですが、3度塗りされています。説明では10年以上もつはずでしたが、3年目の令和2年8月に塗装部分のはがれに気づきました。すぐに担当業者に確認依頼をし見てもらうと、「一部修繕してもすぐにはがれてくるから、はがれるだけはがしてもらって」との指示で今年まで放っていました。改めて見てもらうと「これは、塗装だけの問題ではなく、サイディングの不良も考えられる」とのこと。ハウスメーカー、サイディング会社、塗装業者の三者を同じ日に集め、相談することになりました。塗装業者の保障は7年となっています。今後、どのように対応していけば良いか、日々悩んでおります。プロの視点から、アドバイスを頂けるとありがたいです。

<経緯・基本情報> ?=部分教えて下さい
・新築建設 2005年 築後=15年
・新築建設業者=?
・外壁窯業サイディング=ニチハEY73159(16mmレバンス調)フォンセワイン
(工場塗装=アクリルシリコンクリヤ塗装 塗膜&基板10年保証)
・塗装した会社=?
・塗膜の保証=7年 免責事項=?

<見解>
1、フッ素系塗料ですが、3度塗りされています=>疑問何故3回塗ったのか?
=>要確認 3回塗りで1㎡あたりの使った塗料の重量は? □Kg
厚塗りにより「窯業サイディングの水分が表面から抜けなくなり、
今回のように「基板表層のハクリ」を発生させる原因となります。
Ans:2回でいいはずですが?
根拠=日本ペイント(株) Uプロテクトクリヤー4F

2、改めて見てもらうと「これは、塗装だけの問題ではなく、サイディングの不良も考えられる」とのこと
Ans:ニチハのエクセラード窯業サイディングは非常に品質性能、耐久性が良いものです。
窯業サイディングの不良は考えられないです。

3、ハウスメーカー、サイディング会社、塗装業者の三者を同じ日に集め、相談することになりました。
Ans:塗装業者より「日本ペイントさんへ今回のハクリ」の原因につき見解をもらって下さい。

4、塗装業者の保障は7年となっています
Ans:保証内容と免責事項を教えて下さい。
免責事項は事前に詳しくご説明が有りましたか?

※最近このようなご相談が増えてきました。
主な原因=事前に窯業サイディングの正しい診断 水分計計測 サーモカメラ(湿気の確認)
を知らずの目視診断で塗装してしまい、不具合発生後にハウスメーカーと
「悪いのはお前だ!!」 と施主様の事を考えず醜い言い争いとなっています。
窯業サイディングは癖(水分の吸収と放出)が有りますので、科学的、デジタル的な診断が
不可欠です。
※本見解書は業者へ見せて頂いても結構です。

<追加にて教えて下さい>
1.ハクリが出ている部位は、玄関のポーチ柱とバルコニーの外壁だけですか?
それ以外の躯体外壁出ている場合、方位=東西南北はどの方位ですか?
4立面が分かる写真をお送り下さい。
2、塗装会社 契約前の診断書お送り下さい。

□事例=2
築21年(2001年) ハウスメーカーの注文住宅です。
築18年(2019年)
3年前に地元塗装会社に依頼し外壁塗装を行いました。
その際、北側風呂場付近にサイディングの浮きがあり剥がして
みると水分で傷みが激しかったので風呂場周りの一部張替え※履歴
を行いました。
高気密な家構造の上、築年数からお風呂場の蒸気で傷みが出やすい
という説明を受けました。

先月、内側からの塗装剥がれが北側サッシ下方、1,2階境付近から
出てるのに気が付きました。
昨年一箇所北側サッシから内側に雨水が入り込み、同社に補修依頼し
その付近から剥がれが出てません。

塗装会社に外壁を見てもらうと、ハウスメーカーの内壁構造が
直貼りではないものの、内壁の密着度?が高く、内部結露に
よる内部爆裂と言われました。これは構造体原因なので、保証外
とのこと、北側全体の張替えを勧められました。

原因が構造体と言われ、ハウスメーカーに問い合わせたところ、
通気口確保した構造で直貼りでもなく結露が発生した事例は
ないと、サッシ周りの打ち増ししたシーリングから水分が入り
込んだか、水分量が多い状態のまま塗装したためではないか
との見解でした。

ハウスメーカーの場合、サッシ周りはシーリング打ち替えで、下地塗る
前にサイディングの水分量を測ってから塗装するそうですが、
塗装会社はサッシ周りは打ち増し、水分量は測定しなかった
そうです。

塗装会社にハウスメーカーの見解を伝えると、サイディングの伸び縮みか
サッシ角に微細な隙間から入り込んだ可能性があるので、構造体
原因の可能性もあるので、保証外とのことでした。
後で確認するとサッシ角は予防キャップがついていて水が入りにくく
なってるようです

契約書では施工による塗装剥がれは保証7年とあります。
構造体原因と主張しますが、お風呂場の内壁を見て水分が多く
ひどく傷んでいると確認しているなら、周囲も北側であること
から疑って水分量測定して塗装すべきだとハウスメーカーでは言われました。

シーリングからの漏れでも、たとえサイディングのせいにしても
安全性を確認せずに塗装し剥がれが起きたなら、責任は塗装会社に
責任があると思うのです。※塗装前診断
※塗装工事の塗料=透湿 塗布量Kg/㎡

剥がして検証しても構わないと言われましたが、直貼りでもない
通気口があるつくりであるのに剥がして検証する必要がある
のでしょうか?
費用もかかるし、北面張替えはせざるを得ない状況なのでとても
悩んでおります。
どう対処したらよいかわからず、アドバイス頂きたく、よろしく
お願いします。

Ans:その部位は「はくり」再発していませんか?
その張替え工事の写真(当初の窯業サイディング剥がした時、工事中)
は有りませんか?
剥がした写真から原因が推定できると思います。

Ans:外壁=窯業サイディングは正しい外壁通気構法であれば、
窯業サイディングの裏面は何時も乾燥状態ですので、外壁内部の
気密性と窯業サイディングのハクリ(裏面の吸水)とは関係は無いです。
お風呂の蒸気で傷むのは、通気が完全でない事が原因です。

Ans:この補修工事ですが、雨水浸入の原因は何でしたか?
補修工事の中身はどのような工事ですか?
補修の結果剥がれは止まったのですね。

4、塗装会社に外壁を見てもらうと、ハウスメーカーの内壁構造が
直貼りではないものの、内壁の密着度?が高く、内部結露に
よる内部爆裂と言われました。これは構造体原因なので、保証外
とのこと、北側全体の張替えを勧められました。

Ans:そもそも、塗装工事の契約前に「診断」されましたか?
その診断書に「内部結露」による工事後の「塗膜剥離」の可能性は
触れていましたか?
診断時は「水分計」による計測と「サーモカメラ」による窯業サイディングの
湿り気状況は不可欠です。
保証書の免責事項のご説明は有りましたか?
塗替えで使用の塗料は=メーカーは? 塗料の名称は?
1㎡当たりの塗布量は?□□ Kg?
窯業サイディング専用の塗料でしたか?
湿気を抜くタイプの塗料でしょうか?~塗装会社のご説明など有りましたか?

5、その他写真より気が付きました事項
少なくとも、本建物では、
①縦張りの窯業サイディングですので、胴縁は
横胴縁となりますので、1,8m毎に30mmの通気用のすき間がないと
外壁通気構法となりません。(写真添付します)

②1階と2階の接続部に横目地シーリング施工となっています。
現在(一社)日本窯業外装材協会(工業会)では禁止工事となっています。
雨水の浸入の危険性が高いです。(写真添付)

6、塗装会社にハウスメーカーの見解を伝えると、サイディングの伸び縮みか
サッシ角に微細な隙間から入り込んだ可能性があるので、構造体
原因の可能性もあるので、保証外とのことでした。

Ans:築年数=18年位で塗装工事ですので、窓回りのシーリングは耐用年数が過ぎていますので、
本来全部取り換えとなります。
窯業サイディング基板は、伸縮率=0.15%ですので本来動きます。
その辺は、塗装会社は分かっているはずですね。

7、シーリングからの漏れでも、たとえサイディングのせいにしても
安全性を確認せずに塗装し剥がれが起きたなら、責任は塗装会社に
責任があると思うのです。
剥がして検証しても構わないと言われましたが、直貼りでもない
通気口があるつくりであるのに剥がして検証する必要がある
のでしょうか?

Ans:今回の塗装会社は何という会社ですか?
住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録の団体に所属していますか?

ハウスメーカー様 新築の工事途中=胴縁施工などの写真は無いですか?
下地が見えればはがす必要性はないと思います。
更に、「サーモカメラ」「水分計」計測で有る程度湿り気の状態は分かります。

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まとめ

診断士=窯業サイディング塗替診断士 窯業サイディングメンテナンス診断士 戸建住宅劣化診断士
診断基準=国土交通省1次インスペクション+(一社)木塗協屋根外壁デジタル診断
はがし検査+石綿事前調査
診断機器=高周波水分計 サーモカメラ 診断機器キット~12種類

 

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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
(二級建築士・建築物石綿含有建材調査者)
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
TEL03-3829-9910 FAX03-3829-9920
http://www.siding.or.jp
http://www.mokutokyo.jp
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