バルコニーの下=外壁通気構法の空気の出口が無い=欠陥工事への対処法=①考察~多い塗装後の不具合

 

昨年5月よりご相談の方のその後のご対応です。

1=新築時の工務店が欠陥工事にも関わらず、
本来の補修工事=バルコニー笠木取り外し、
通気空気の出口を止めるフタを削る工事

2=笠木下へ空気の出口の穴開ける~提案への
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所の見解

3=基本的な考えですが、通気層の最低厚みは7mmと、北見工業大学の坂本先生が
以前に実験したデータが有ります。

通気胴縁の幅=455mm ×7mm=3,185mm2となり
半径30mmの穴の面積=706mm2ですので、
3,185/706=4.5個(箇所) /455㎜の幅で。

計算上は、幅=455mmあたり 直径30㎜の穴を4.5カ所となります。
3カ所でも効果はあると思います。

=以下やり取りです=
通気を止めている笠木下のサイディングですが、施工方法として「切る」ではなく、「穴あけによる通気確保」の提案がありました。
無料で行うにあたり、より安全に行うための内容かと思われます。そこで質問です。

➀ 穴を開ける方法で改善は見込めるでしょうか?
② 穴あけによる通気確保を行うとすれば、どのくらいの間隔であけていくのが理想でしょうか?
③ 穴の大きさはどのくらいが必要でしょうか?

前例のないことかもしれませんが、これまでの経験からのアドバイスをお願いいたします。

PS.笠木外しの協力者を見つけることがが一番苦労しています。笠木の長さがあるので、破損を恐れているようです。(サービス施工となるので、リスクは背負いたくないのだと思います)

まず=窯業サイディングの塗装前には「正しい診断」
1=国土交通省 1次インスペクション=住まいの健康診断
詳細はこちらより https://www.mokutokyo.jp/data/inspec_sample_syosiki_5P.pdf

2=(一社)木塗協 「屋根・外壁デジタル精密診断」
詳細はこちらより https://www.mokutokyo.jp/data/s_sama_shindan_.pdf

■必要な診断士資格
窯業サイディングメンテナンス診断士
戸建住宅劣化診断士    です。
#窯業サイディングメンテナンス診断士
#戸建住宅劣化診断士
#住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録第14号
#Dr、サイディング

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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸 様

早速のご返答をありがとうございます。
大学教授と肩を並べるような聡明さに感服いたします。

なかなか修繕に入れませんが、粘り強く交渉していきます。
いつも勇気をいただきありがとうございます。

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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
窯業サイディング技術アドバイス=第3者機関
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
(二級建築士・建築物石綿含有建材調査者)
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
TEL 03-5637-7870  FAX03-3829-9920

トップページ


http://www.mokutokyo.jp
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以下ご参考に願います。

【窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所】
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
4つの診断基準の診断は、
お近くのSD技研 地区相談所が出来ます。

窯業サイディングの「デジタル診断」は(一社)木造住宅塗装リフォーム協会の会員、
全国の1850名の「窯業サイディングメンテナンス診断士」も対応が出来ます。

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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
窯業サイディング技術アドバイス=第3者機関
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
(二級建築士・建築物石綿含有建材調査者)
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
TEL 03-5637-7870  FAX03-3829-9920

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【定型文章】

□25年間で、1,000件以上の相談と200件以上のクレーム体験よりのアドバイスです。

窯業サイディングの塗替え後の不具合=クレーム=発生の根本的な原因です。
1=診断に漏れが有る
(1)窯業サイディングの診断の最重要な事=外壁通気構法 空気層工法 直張り工法の判定です。
(2)新築時の窯業サイディングの工事方法に問題が有るのか=判定出来る事。
・シーリング目地の設計寸法幅=10mm 深さ=5mm以上
・開口部回り・入隅のシーリング目地幅=10mm
・釘打ちの位置=端部より20~30mm離れている
・土台水切りと窯業サイディングの下端部のすき間=10mm~15mm
・窓回りなど窯業サイディングの切り欠き=100mm以上ある事
2=塗料について
明度と日射反射率の基準を理解していること=塗膜の膨れの原因です
3=塗装工事について
間違い=塗装回数は重要でない 重要なのは、所要量=1㎡あたりの塗料の塗布量(所要量)です
中塗りの色を変える=間違い 性能が出なくなる危険 塗料メーカーは推奨していない
4=塗料と塗装工事と診断のバランスが最重要。
5=特に窯業サイディングの塗装では、診断が最重要です。
安全な工事会社のポイント
(1)(一社)木塗協の会員~住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録の会員
(2)窯業サイディングメンテナンス診断士の資格者がいる事
(3)戸建住宅劣化診断士の資格者がいる事
(4)リフォーム瑕疵保険に加入する事
人当たり、親切な言葉などに騙されてはいけません!!!
技術力の裏付けと第3社のお墨付き=担保~国土交通省 瑕疵保険 (一社)木塗協
Dr、サイディング(サイディング博士)こと古畑です!

事前に専門家へ相談する事です。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所のホームページにて
300件を超える相談事例が掲載です。

=窯業サイディングの塗装で失敗しない為に=

良くあるいい加減な施工店さんの「塗装後のハクリ」クレームが発生した時の、
良くある言い訳コメントです。
・下塗り作業がうまくできていない
・汚れの除去をせずに塗ってしまった
・サイディングボードに合った塗料を選んでいない
・天候管理をせずに塗り替えた
・十分に乾燥作業をしなかった

このような発言する施工店に依頼してはいけません!
お金が無駄になります!!

施工会社のレベルが簡単に分かる方法です。
Q1 窯業サイディングの正しい壁への留め付け工法は何ですが?
低いレベル==通気工法・・・
正しい答え==外壁通気構法です~構造なのです・

Q2 問題を起こす壁への留め付け工法とは?
低いレベル=====直貼り工法です。
正しい答え======直張り工法

<最近ご相談事例より>
□不具合
窯業サイディングへ塗装後2かケ月で「塗膜に膨れ=泡~が発生」
アドバイス後、11月6日(日)メールにてのお礼です。
大変お世話になっております。
素人の疑問にお付き合いいただき感謝しております。
厚塗りは気泡の原因にならない等、一つ一つ明らかになり問題解決に近づいてきました。
濃い色は膨れがでやすい等の説明は全くありませんでした。
契約から施工途中までは丁寧で良い業者だと思っていましたが、
上塗り1回しか塗っていない、契約違反が今日分かりました。
LINEのやり取りを読み直し分かりました。
気泡の件だけでなく、契約違反で交渉することになります。
本当に助かりました。
ありがとうございました。

A様(奥様)

代表理事 古畑秀幸のセミナー「窯業サイディング塗装メンテナンスの業者選びのポイント」

【動画 YouTube URL】
はがし検査

 

 

 

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