平成9年パナホームのサンフォレストセラで新築
平成18年に一部の部屋がかび臭く、外壁をめくった所、断熱材下にかびが発生し、その箇所の修繕を無償で行う
平成25年、屋根、その他塗装とコーキングやりかえ。外壁は新築当時メンテフリーと謳われて購入した為、次回に状態見て施工するかどうか考慮し、その際は行わず。
令和4年北側バルコニー内側に外壁に穴、触ると崩れ落ちる。
その他にも、全面的な外壁の崩れ、クラック、膨れが見られる。
パナホームに全て現状、経緯、今までの施工を伝え、今後どうしていくのか現在待機中です。
この外壁は問題になっている様なので今後修繕したとしても繰り返すかと思い、どうすればいいのか悩んでおります。
お答えします。
このたびは、御相談頂き、有難うございます。
以下ご参考に願います。
Q：この外壁は問題になっている様なので今後修繕したとしても繰り返すかと思い、どうすればいいのか悩んでおります。
Ans：大変残念ですが、当時外壁の窯業サイディングの施工時、窯業サイディングの裏面に通気層が
設けられておりません（直張り工法）ので、いつも湿った状態となり、その水分が熱で蒸気化する事で、窯業サイディング基板が
劣化します。（直張り工法 外壁通気構法の資料お付けします)構造的な問題と思います。
現状の確認の為には、水分計を使って水分量の高い場所、床下を調査して基礎などに「結露水」が出ているところの、外壁
を剥がして内部の状況の検査が必要です。
ベランダの手すり壁は、笠木の裏からの雨水の浸入が激しく、窯業サイディング基板の劣化が進んでいます。
こちらは、笠木を取り外せば劣化状況（窯業サイディング・下地の木部・鉄骨）が良く分かります。
新築からの年数＝25年程度経過ですので、全面張替えもご検討が良いと思います。
全体の外壁。下地までの劣化を確認しないで部分補修の後の塗装だけはやめた方が良いです。
宜しければ、窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所の地区相談所 愛知県刈谷市の
(有)カミヤプランニング様のはがし検査をお勧めします。（窯業サイディングの工事の専門会社です）
概算費用は￥８万円＋交通費となります。
(有)カミヤプランニング様 こちらより https://www.siding.or.jp/members-introduction/232.php
□はがし検査の様子＝写真添付します。
ご連絡をお待ちしております。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
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基本情報
１、新築建設 H9年（1997年）
２、新築建設業者 パナホーム
サンフォレストセラ 外壁窯業サイディングは無機塗装
３、経緯
H18年（2006年） カビ臭発生し外壁はがし補修工事実施
H25年（2013年） 屋根、その他塗装とコーキングやりかえ工事
外壁はそのまま
R4年（2022年） 北側バルコニー内側に外壁に穴、触ると崩れ落ちる。
その他にも、全面的な外壁の崩れ、クラック、膨れが見られる。
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
窯業サイディング技術アドバイス＝第3者機関
外壁の張替え専門店＝チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
（二級建築士・建築物石綿含有建材調査者）
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録（第１４号）
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ﾉﾅｶﾋﾞﾙ402
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