
本日ご相談です。
□新築建設 2000年5月
□新築住宅建設業者 大手ハウスメーカー
□塗装工事 昨年地元の塗装会社 ポータルサイトの紹介で
3社相見積の中間の金額の塗装会社です。
□クレーム=塗膜がふくれてきました
□工事を行った塗装会社へ見てもらいましたが、塗装工事は問題が無いです。
下地窯業系サイディングと大手ハウスメーカーの構造の問題なので、
仕方がないね!・・・と
そこで、ネット検索して日本一窯業系サイディングの塗装などの経験と知識の
Dr、サイディング(サイディング博士) の窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
のホームページにたどり着きました。
【教訓です】
1)窯業系サイディングの塗装は、工事金額で決めては失敗します。
※窯業系サイディングの知識・診断技術・ハウスメーカーの基礎知識が無い、
塗装&リフォーム会社へ依頼は失敗ですね。
2)では! 成功する窯業系サイディングの塗装工事は?
・窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所の地区相談所
・住まいる健診診断士へ依頼する
・窯業サイディングメンテナンス診断士へ依頼する
・(一社)木造住宅塗装リフォーム協会の会員へ依頼する
※窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所 所長 古畑 秀幸へ相談する
【窯業系サイディング塗装後にふくれが出るのはなぜか?】
1)窯業系サイディングのパネル(大手ハウスメーカー)構造が直張り
(窯業系サイディングの裏に防水紙が密着している)
在来木軸・ツーバイフォー構造の場合=直張り工法で柱へ施工されている
==>その結果 窯業系サイディングの含水率が上がる(JIS規格=20%以下)が
30~50%と高くなります
2)塗替えで使った塗料の色の明度(濃さ 明暗)で、
70以上の明るい色ででこうすると7~80%ふくれ予防となります。
※明度70程度の色=赤ちゃんの顔色の「明度」は、
健康な状態であればおおよそ 明度60〜75程度の範囲です。
又はソメイヨシの花びらの色です。
□明度と反射率と表面温度の関係が重要です。
例えば)
明度が50(からし・マスタードの色)では、太陽光の日射反射率は10~15%で、かなり蓄熱し、表面温度は60~75℃まで上がります。
3)直張り工法の高含水率の窯業系サイディングの表層の温度が70℃くらいになると、
窯業系サイディングの内部の水分が気化して蒸気化し塗膜も大半は高温で軟化(ゴム状)になり、お正月のもちの様に「ぷっく」膨らみます。

(下記 日本塗料工業会 日射反射率と遮熱塗料)

※特にご注意ください。
塗装工事は、3つの消費者には不明な「ブラック」が有ります。
「安かろうは悪かろう」==が一般的ですので、ご注意ください
1つめの ブラックボックス
塗料はブレンド品です。
ベースはアクリル樹脂です 一般的に安い
そこへ、ウレタン樹脂
シリコン樹脂
フッ素樹脂
無機樹脂
を混ぜて製造します。
その含有率はマル秘 です。

2つめの ブラックボックス
施工に関して=塗装回数 塗膜の厚み 塗膜硬化過程
※塗膜が出来るのは、屋外における「化学工場」です
3つめの ブラックボックス
工事品質=温湿度管理 工程管理 希釈・・
これは 信頼できる施工店選びで解決できます
※価格一括サイトの施工店選びは・・・危険です
あくまで、参考ですね。
※営業会社は選ばないことです。下請けに丸投げで工事品質が下がる傾向です。
(エピソード) 2005年リフォームフェア In 千葉にて 聞きました
X社の社長曰く「外壁150㎡ 30万円でも赤字にしないで塗装が出来るよ!」
この一言に、当時の木造住宅塗装業界の様子が分かります。
おすすめ 国土交通省の法律に基づく保険=リフォーム瑕疵保険の加入
外壁塗膜=5年間保証
雨漏り=5年間保証
その他の部位=2年間保証
施工店が倒産しても保険が使えます
万が一、最初のような「塗装店」に頼んだ場合、国土交通省の
無料相談所 住まいるダイアル 0570-016-100が使え、
弁護士会の「紛争審査会」弁護士仲裁が¥1万円で使えます。

窯業系サイディング塗替え 塗装 張替えの専門診断士
住まいる健診診断士 窯業サイディングメンテナンス診断士

